Amazonプライム会員に登録すると年会費が3,900円発生しますが、実際にAmazonプライム会員となって3,900円分の価値とお得感を感じることができるのか検証してみましたのでここにレポートします。
配送特典(お急ぎ便、お届け日時指定便が使い放題は心強いサービス)
配送特典とは?
最速で届く「お急ぎ便」と配達時間帯を指定できる「お届け日時指定便」(360円税込、または514円税込)が、いつでも無料でご利用いただけます。対象商品なら、予約商品も発売日までに届けてくれるサービス
ある日職場で2日後の会議資料としてある物品を急ぎで購入する必要に迫られました。
近くのヨドバシカメラに在庫確認の電話を入れ、店舗まで走って買いに行こうかと思った私を救ってくれたのは、Amazonプライムの「お急ぎ便」でした。
こんな記事↓を書いておきながら、まず頭に浮かんだのはAmazonプライムの「お急ぎ便」だったんです。
「お急ぎ便」で注文した商品は見事翌日の午前中に届きまして「お急ぎ便」に感謝したことは言うまでもありません。
配送特典は、緊急の購入を迫られたときに心強いサービスであることは間違いありませんでした。
プライムビデオ(映画もTV番組も見放題というけれど)
超個人的にテレビやビデオに興味がないので試していません(;´∀`)
PrimeMusic(100万曲以上が聞き放題というけれど)
PrimeMusicとは?
お気に入りの楽曲や音楽の専門家が選曲した数百のプレイリストを追加料金なしで楽しむことができるサービス
私をいきなりがっかりさせたのがこのPrimeMusicというサービスです。
だってだって、私が検索する曲が見事に出てこない!
出てきてもオルゴールやカラオケサウンドだったりでがっかりでした。
私が聞きたかった曲が偶然なかっただけなのでしょうか?
参考までに私が聞きたかったけれど聞けなかったアーティストを下記に記載します。
- 吉田拓郎(まさかのオルゴールだけ)
- 浜田省吾(まさかのオルゴールだけ)
- 福山雅治(まさかのオルゴールとカラオケだけ)
- 森高千里(渡良瀬橋がオルゴールってまじかよ?)
- 徳永英明(まさかのオルゴールと”レイニーブルー”のカラオケだけ)
これって私の選曲が悪いの!?
こんな感じでPrimeMusicには本当に正直がっかりでした。
100万曲以上の実態がこれでした。
吉田拓郎の”洛陽”をオルゴールで聞いてみましたが私が聞きたかったのはそんなんじゃなーーーい!!
プライム・フォト(写真を保存し放題というけれど)
プライム・フォトとは?
カメラや携帯で撮った写真を何枚でも保存したり、専用のAmazon Photo無料アプリをダウンロードして、写真を撮ったその場でFacebook, Twitter, LINEで共有することができます。
グーグルのフォトサービスで十分かと思うのですがいかがなものでしょうか。
私個人的にはクラウド上に写真を保存するだけでは不安なので、必ずハードディスクに保存しています。
ですので私にとってクラウドの保存領域は保険に過ぎないためため、写真を「保存し放題」である必要性を感じませんでした。
また、撮った写真をその場でSNSで共有できると書いてありますが、プライム・フォトじゃなくても普通にできますよね?(何か違うのかな?)
Amazonパントリー(いつもの買い物まとめてお届けというけれど)
Amazonパントリーとは?
食品・日用品を中心とした低価格の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり290円の取扱手数料でお届けしてくれるサービス
こちらのサービス、歯ブラシ1本から注文できて一箱にまとめて玄関まで配達してくれるというサービスなんですが、ひと箱に詰めれる容量と重量が決まっているんですね。
そして、ひと箱あたり290円の送料がかかるというんですよ。
注文する際に箱の容量や重量を気にしなければならないなんて面倒だと思うのは私だけでしょうか。
例えばですが、LOHACO(ロハコ)であれば、年会費無料な上に、税込1,900円以上で送料無料で玄関まで届けてくれます。
しかも、無料で配達時間指定までできてしまうんです。
また、イオンネットスーパーであっても、年会費無料な上に玄関まで届けてくれて、送料は100円しかかかりません。(総額6,000円以上なら無料)
こんな感じでLOHACOやイオンネットスーパーと比較すると、年会費3,900円を払っているにも拘わらずひと箱当たり290円の送料がかかるAmazonパントリーに特にメリットやお得感を感じることはできませんでした。
LOHACOやイオンネットスーパーは、年会費無料だけれど、もちろん歯ブラシ1本から購入できますので。
Kindleオーナーライブラリー(対象のKindle本が毎月1冊無料)
Kindleオーナーライブラリーとは?
Kindle電子書籍リーダー、またはFireタブレットから、ベストセラーやコミックを含む2万冊以上の和書と60万冊以上の洋書の対象タイトルの中から、お好きな本を毎月1冊無料で読むことができるサービス
こちらのサービスは、対象のKindle本が毎月1冊無料というけれど、残念ながら私が読みたい本はKindle対象の本ではありませんでした。
例えば、Martやclassyといった雑誌はKindle対象外でした。
えーーーです。
読みたい本ほどKindle対象の本ではなかったので私にはお得感を感じることができませんでした。
また、Kindle対象の本であっても、Kindleで購入するよりもBookLive!という電子書籍ストアで購入した方が安い結果となりました。(1例にすぎませんが)
※詳細については下記記事をご参照ください。(記事の中でKindleとBookLive!の料金比較しています。)
こんな感じで、Kindleでもやはり、メリットやお得感を感じることはできませんでした。
まとめ(Amazonプライム会員はお得なのか?)
Amazonの品揃えや配送ネットワークなどさすがアマゾンと思える部分に期待して他のサービスを試してみた結果、特にこれといってお得感を感じることができずがっかりした結果となりました。
つまり、年会費3,900円を払ってプライム会員になるメリットをやはり私には感じることができなかったというわけです。
Amazonの品揃えや配送特典である「お急ぎ便」は他にはないAmazonの強みであると感じますが、それ以外のサービスについてはその他競合他社の方がはるかに優れているのではないか、という印象でした。
この記事が、Amazonプライム会員の登録または継続に迷っていらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。