最近、長男くんが私に嘘をつきます。
それも、これっぽっちも罪悪感など感じる様子もなく正々堂々と。
長男くんがついた嘘
長男くんがついた嘘はこうです。
名札は学校の机の中にある。朝学校に行ったら(名札を)付けて、帰る前に外してまた机の中に入れている
と。
けれど、実際は、名札はプールバックの中にあり学校の机の中になんて入っていませんでした。
母の気持ち
名札を付けていくことを忘れないために担任の先生が机の中に名札を置いて帰ることを許可していることは聞いていました。
けれど、長男くんの名札は3日前からプールバックの中に入っていることを私は気づいていました。
いつ本当のことを話すか様子を見ていましたが、朝「名札は大丈夫?」と聞けば大丈夫だと同じ応えが帰ってくるばかりでした。
自分から正直に話すのを待っていましたが、それはそれは正々堂々と悪びれる様子もなく見事に嘘をつき続けるので3日目にして私もついに問い詰めることにしました。
長男くんの見事な嘘の後、プールバックから名札を取り出しまして、
これはなに?
長男くん固まりました。
学校にあるという名札、今日絶対に持って帰ってきてね!
長男くん泣き出しました。
何とも意地悪な言い方をしてしまったわけですが、なんというかショックで。
子供の嘘の理由は?
長男くんはどうして嘘をつくのか。
そこで、子供の嘘についてぐぐってみました。
そして見つけたのがこの言葉です。
自己防衛本能
(マミパピ コラムより抜粋)
人間誰しも、自分の身を守る習性があります。
特に、子供にとって親に叱られる事は怖い事であり、また、頼る事の出来る存在でもあります。
そんな親に対して、「自分をよく見せよう」「自分は悪くない」「自分を守ってほしい」と言う、“自己防衛本能”が先にくるものと親は認識し、子供が話すことを100%信じきるのは危険です。
子供が話す事は、80%の気持で言葉を受け入れましょう。
長男くんの嘘も、悪ではなくて、有一見方である私(お母さん)から怒られたくない、がっかりされたくない、という気持ちの表れだというのでしょうか。
親の気持ち
例え長男くんの嘘が自己防衛本能からくる嘘であっても子供に嘘をつかれると親としてとてもショックです。
まだ8歳なのにもう親に嘘をつくなんて「とんでもない子供」で「この子はまっすぐ育っていない」、そういった不安に襲われます。
今回の長男くんの嘘を嘘だと分かりながらも気づかないふりをしました。
それは、自分から本当のことを話してくれるのを待っていたからです。
けれど、日にちを変えてもやっぱり嘘を突き通されてしまいました。
長男くんが嘘をついて平気でいられることが私は一番悲しいです。
私自身不安感の強い子供でしたので、精神依存していた母親に嘘をつくなんて絶対にできませんでしたから。
なのに我が息子はいとも簡単に嘘をついてくれてしまうので頭が痛いです。
最後に
私が長男くんに嘘をつかせてしまっているのかなと不安になります。
父親には嘘でもつかないとやってられない気持ちは分かるのですが、私には嘘はつかないで欲しいです。
私が怒りすぎたりガッカリしてしまうことが長男くんにプレッシャーを与え、その結果として嘘をつかせてしまっているのだとしたら、まだまだ長男くんに対する対応が不十分だということを思い知らされた気持ちです。
最後に、上記で引用したマミパピコラムにあったこんなメッセージにとても励まされましたのでご紹介します。
(マミパピ コラムより抜粋)
とにかく、子供は嘘の一つや二つはつくもの。
嘘をつくことがいけない事と躾ける事も大切ですが、子供と真正面から向き合って、嘘をつくという環境を作らないようにする事が親の役目かと私は思います。 相談者様も、子供のそんな心の葛藤を認めてあげながら、子育てを楽しんで下さいね。
はいっ!!!
また、「子供が嘘をつかないでいい環境」については、下記サイトにとても分かりやすく記載されていましたので興味ある方はぜひ読んでみられることをおすすめします。
心を健康に。心理コラム Counseling atelier kokoroの扉
よしっ頑張ろ。