この記事では、我が家の洗濯機の買い替えにあたり「日立 ビートウォッシュ(9キロ)に決めた理由」や購入後に知った「日立 ビートウォッシュ(9キロ)の驚くべき水道使用料」について口コミ評判情報としてまとめています。
私が「洗濯乾燥機タイプのビートウォッシュ(10キロ)」ではなく「全自動洗濯機タイプのビートウォッシュ(9キロ)」に決めた理由
洗濯機を購入するにあたり私が一番惹かれていた洗濯機は、ビートウォッシュの中でも洗濯乾燥機タイプののビートウォッシュ(10キロ)でした。
理由は、洗濯乾燥機タイプのビートウォッシュが、節水の観点から見ると「ビートウォッシュの中でダントツ」でしたし、休日に2回洗濯機を回している現状を考えると大容量である10キロの洗濯機を使用することで「2回の洗濯を1回で済ませたい」と考えたからです。(※詳細についてはこちら。)
でも結局は、「洗濯乾燥機タイプのビートウォッシュ(10キロ)」ではなく、「全自動洗濯機タイプのビートウォッシュ(9キロ)」を購入したわけですが、その理由は下記の通りです↓
【「ビートウォッシュ」でも洗濯乾燥機タイプ(10キロ)ではなく、全自動洗濯機タイプ(9キロ)に決めた理由】
- 乾燥機能は使わないのにプラス約5万円も出して洗濯乾燥機タイプを購入する必要はない。(=今までも乾燥機能なんて使わなかったんだから全自動洗濯機タイプで十分!)(旦那意見)
- 節水(水道代)の観点からみると「洗濯乾燥機タイプ」が一番であるが、そのために購入金額を約5万円アップさせることに納得できない。(=日々の節約よりも目下の支出を抑えるべき!)(旦那意見)
- 育ち盛りの子供が3人もいる我が家には洗濯脱水容量が最大の10㎏タイプが最適であると考えていたが、1㎏に大差はない。(=大人物のトレーナーが水を含めば1㎏超える。そもそも一回の洗濯物を入れ過ぎている。入らないときは分けて洗えばいいだけ!)(旦那意見)
とまぁ、やっぱり!思った通り!案の定!、私の下調べ空しく、「旦那が決めた洗濯機だから」というのが最大の理由です(^_^;)
けれど、これらの旦那の意見、悔しいですけど、意外と冷静な意見であり間違っていないのかもしれません。
日立 ビートウォッシュ 購入前に知りたかった「自動おそうじ」で使用する「水道使用量」
誤算がありました。
上記にも記載しましたが、私がパナソニック「泡洗浄」ではなく日立「ビートウォッシュ」にした大きな理由の一つは、「洗濯工程の中で毎回行われる日立独自の自動おそうじ機能に最大の魅力を感じたこと」でした。
パナソニック「泡洗浄」と日立「ビートウォッシュ」の自動おそうじ機能の違いは、パナソニック「泡洗浄」が「(槽洗浄に)ためすすぎの水(を利用する)」のに対して、日立「ビートウォッシュ」は「きれいな水道水のシャワー(で槽を洗い流す)」という点にあったのですが、私はこの日立の「槽洗浄であってもきれいな水を使用する日立の洗濯機に魅力を感じた」というわけです。
超個人的な意見ではありますが、ためすすぎの水(すすぎの際に貯めた水)の中には細菌が多く含まれ、その水を使って漕洗浄を行ったとしても、ためすすぎの水の中の菌が洗濯槽に残り黒カビの原因になると考えました。
少しでも洗濯槽の黑カビの発生を抑えたいのなら、「綺麗な水道水の水を使って漕洗浄してくれる方がいいに決まっている」と考えたからです。(※詳細についてはこちら。)
しかし
購入後、マニュアルを見ながら新事実を知りました。
新事実とは、日立「ビートウォッシュ(9キロ)」が一回の自動おそうじ(漕洗浄)で使用する水道水の使用量のことであり、なんとその量は、まさかの・・・「約9L」だったんです。
約9Lって多すぎると思いませんか???
だって、2Lのペットボトル4.5本分ってことですよね!?
【日立 ビートウォッシュ(9キロ) ※「BW-9TV」マニュアルより一部抜粋)】
「自動おそうじ」を設定すると、脱水工程におそうじが作動するため、水道水の使用量が約9L増えます。
また、脱水の運転時間が、約5分程度長くなります。
これには驚きました。
槽洗浄に「きれいな水を使用することで洗濯機の黒カビの発生を極力抑えたい」と考えてビートウォッシュに決めたはずなのに、「こんなに水道使用量がかかってしまっては水道代が怖くて自動おそうじ機能をオンにできない」んですもの(T_T)
自動おそうじ機能とは別に「漕洗浄・漕乾燥コース」というのがあるけれど・・
日立「ビートウォッシュ」には、「自動おそうじ機能」とは別で「漕洗浄コース」というメニューが用意されています。
「自動おそうじ機能」で行う漕洗浄が洗濯工程途中に行われるものに対して、「漕洗浄コース」で行う漕洗浄は、洗濯漕クリーナーなどを使用し、3時間または11時間かけてじっくり漕洗浄を行うメニューとなっています。
でもですね、この「漕洗浄」なのですが、漕洗浄にかかる時間がとにかく長いんです!
この「槽洗浄」の機能は以前使用していた同じくビートウォッシュの洗濯機にもついていたものなのですが、とにかく時間がかかるため、好きなときにいつでも「槽洗浄」行うことができませんでした。
その結果、「層洗浄」を行うことは滅多になくなり、結局は、洗濯機に黑カビを発生させていましたね。
そして、洗濯機に一度黑カビを発生させてしまうと、洗濯物や洗濯漕のニオイが気になるようになり、そこで慌てて11時間かけて「漕洗浄」を実施したとしても「においが改善されるのはほんの一時」で洗濯槽の黒カビの悩みから解放されることはありませんでした。
↓↓たまに行う「槽洗浄」よりもよっぽどこちらの方が効果ありでした↓↓
また、「漕乾燥」というコースメニューも用意されていますが、毎日使用する洗濯機を乾燥させたとしても乾燥しているのはほんの半日です。
そのため、洗濯機の中を毎日乾燥させたいのなら、「ドラム式洗濯機を購入して洗濯物の乾燥まで洗濯機まで行うべき」であると個人的には考えます。
(2017.10.20追記)
↓↓槽洗浄はしないとダメ!!槽洗浄は水道代がかかっても月に一度必ずやるべき理由↓↓
先日、洗濯槽クリーニングを業者にしていただいたのですが、その際、洗濯機をできるだけ綺麗に保つ秘訣として大切なのは「汚れを蓄積しないこと」であり、「汚れを蓄積させないためには月一度の槽洗浄が有効」であることを教えていただきました。
「洗濯機に汚れが何層にも蓄積してしまうと、市販の洗濯槽クリーナーを使って層洗浄を行っても表面(1層)の汚れしか取れなくなる」のだそうです。
たまに槽洗浄をしてもすぐにまたカビ臭くなるのはそのため(=2層3層の汚れが残っているため)であり、こうなると市販の洗濯槽クリーナーではもうどうしようもないほど汚れが蓄積している状態であると認識し、「プロの掃除によって洗濯機の汚れを一度リセットする」ことを検討した方がいいとのことでした。
最後に
洗浄力だけを見れば日立「ビートウォッシュ」で間違いないのかもしれませんが、漕洗浄については、「水道代がかかっても水道水の綺麗な水で漕洗浄してくれる日立」がいいのか、「ためすすぎの水を利用するけれど漕洗浄のために追加する水がゼロのパナソニック」がよいのか意見が分かれると感じました。
けれど、私のようにそんなに洗濯機のカビやニオイが気になるのが嫌なら、最初からドラム式の洗濯乾燥機を購入して、洗濯機を「洗濯=乾燥まで」とした使い方をするのが一番ではないか思いました。
といいましても、我が家はすでに洗濯機を購入しましたので何を言っても後の祭りなのですが^^;
ただ、全自動洗濯機タイプの日立「ビートウォッシュ(9キロ)」「BW-9TV」を購入して後悔はしていません。
5歳の娘が転んで膝に泥がついたままのズボンを敢えて手洗いせずに家族5人分の洗濯物と一緒に洗ってみたのですが、綺麗に汚れが落ちていたんですよ!(*^-^*)!
日立「ビートウォッシュ」は洗濯音がうるさいと聞いたりもしますが、ザザーザザ~っと聞こえてくる水が洗濯機の中でぶつかり合う音(ナイアガラシャワーの音?)を個人的には気に入っています。
決してうるさくはないですよ^^
(2015.10.24追記 コメント欄からsantaさんより)
【「BW-D8TW」の水使用量】
洗い:74ℓ、すすぎ:74ℓ、すすぎ2:74ℓ で 合計222ℓ
※「3時間コース」「11時間コース」ともに水使用量は同じ【工程】
洗い(かくはん15分+つけ置き593分(11時間コースの場合))⇒すすぎ1(ためすすぎ4分)⇒すすぎ2(ためすすぎ4分)⇒脱水(1分)⇒乾燥30分
※3時間コースの場合、つけ置き時間が約120分と思われます(メーカ回答がありませんでした)。
↓↓「日立」か「パナソニック」かで迷っていらっしゃる方はこちらもどうぞ↓↓
↓↓洗濯洗剤で洗濯槽のカビの発生を抑えることができます↓↓
この記事が、日立の洗濯機「ビートウォッシュ」について調べていらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。