この記事では、野田琺瑯のオイルポット「ロカポ」を実際に購入し使用した感想を口コミ情報としてまとめています。
結婚して今年で12年目となる現在まで我が家のオイルポットは結婚当初に購入した100均のオイルポットを使用していたのですがついに買い替えることにしました。
100均のオイルポットを12年間も使用したんだから新しく買い替えるのも100均のオイルポットでいいんじゃないの?という感じなのですが、私が、100均のオイルポットではなくちょと高価な野田琺瑯のオイルポットにしたのにはちゃんと理由があるんです!
その理由とは、まもなく36歳という年齢を迎えるにあたり健康に気を遣うようになり、「酸化した油による人体への害」が気になるようになったからなんです。
そして、「油は一回の使用で捨てるのは勿体ないからできるだけ再利用したい!でも、油の酸化も気になる!」と悩める私が「これだ!」と思って購入したのが野田琺瑯のオイルポット「ロカポ」です。
そういうわけで、今回は、野田琺瑯のオイルポット「ロカポ」を実際に使ってみて分かった使用感やメリットデメリットについて口コミ情報としてご紹介したいと思います。
野田琺瑯オイルポット「ロカポ」はこんな作りになってたよ!
まずは、野田琺瑯オイルポット「ロカポ」の全体像について簡単にご紹介します。
【野田琺瑯オイルポット「ロカポ」の全体像】
野田琺瑯オイルポット「ロカポ」の箱の中身はこんな感じになっていました↓
上記写真の銀色の袋の中に入っているのが、「カートリッジ(活性炭カートリッジ)」です。
そして、このカートリッジは、使用済み油の細かい汚れやニオイを除去できる活性炭と不織布の外枠でできているのだとか↓
そして、野田琺瑯のオイルポット「ロカポ」は、5つの部品から成り立っていました。
各部品をセットする順番に並べるとこんな感じになります↓
- 容器(琺瑯)
- ろ過器
- 活性炭カートリッジ
- こし網
- 蓋(琺瑯)
こんな感じで、野田琺瑯オイルポット「ロカポ」は容器と蓋が琺瑯製になっていました。
「琺瑯」とは、網板にガラス質の釉薬を施し850℃の高温で焼成したもので、表面がガラス質であるため、油の質と風味を変化させにくくニオイがつきにくいという特徴があるんですって!
続いては、野田琺瑯オイルポット「ロカポ」を実際に使用した様子についてレポートしたいと思います。
野田琺瑯オイルポット「ロカポ」を実際に使用してみました!
「ロカポ」の記念すべき第一回目の使用は、アジ南蛮を作るために片栗粉にまぶしたアジを揚げた油を使用しました。
【野田琺瑯オイルポット「ロカポ」使用の様子】
アジ南蛮を作るために片栗粉にまぶした小アジ10匹を5匹づつ新しい油であげました↓
揚げ終わったら油の温度が下がるまで10分ほど待ちます(油を100~150℃くらいまで冷ます)↓
カートリッジを長持ちさせるためにこし網にキッチンペーパーを敷きます(カートリッジを長持ちさせるためのひと手間)↓
オイルポットに油を流し込んでいきます(油を注ぐ)↓
流し込みが終わったらこし網ごとキッチンペーパーを外してこし網を洗います↓
(おそらく、こし網を毎回洗う必要はないのかもしれませんが、こし網が汚れていることが気になったので私は洗うことにしました。)
後は、蓋をしてロカポを所定の場所(とりあえずココ)に収納すれば完了です(放置後収納)↓
ちなみに、なぜ「放置後収納」と書いたのかなのですが、ロカポは、入口からカートリッジまでの深さがあるため、内部でろ過がまだ完了していなくても蓋をしてすぐに収納することができる構造になっているからです↓
こんな感じで初めてカートリッジを使用して油をろ過してみましたが、難しいことは一切なく、私でも簡単に油をろ過させることができました!
野田琺瑯オイルポットの気になるあれこれをQ&A形式でご紹介します!
ロカポ購入前に実際に私がいだいていた4つの疑問についてQ&A形式で以下にまとめます。
Question1:使用した油の色とニオイはどれくらいとれるものなの?
ロカポのカートリッジは「活性炭カートリッジ」というカートリッジが専用カートリッジとなっているのですが、この活性炭カートリッジは、こし網だけでは取り除けない「汚れ」や「ニオイ」も強力に除去してくれるというのですが実際はどうだったかというとそれは本当でした!
【Answer】
ニオイが付きやすい青魚を揚げたにも関わらず、「汚れ」はもちろん「ニオイ」も取り除くことができたよ!!
何やら「活性炭カートリッジ」には、ファーストフード店でも採用される「脱酸ろ助材」が入っており、炒め物でもOKな油に再生してくれるというから嬉しい驚きです!
Question2:表面がガラス質の琺瑯(ホウロウ)はお手入れがしやすいって本当なの?
使用した油をオイルポットに移すときに失敗してしまいオイルポットの側面に油が垂れてしまったりすることありませんか?
私は、あります。
ロカポ初回使用時にも早速油をこぼしてしまいまして、ロカポの側面だけでなく底にもダラ~と油がついてしまったのですが、こぼれた油をキッチンペーパーで拭き取るだけでベタベタ感も残らず綺麗にすることができたんです!
【Answer】
表面ガラス質のホウロウはキッチンペーパーで拭き取るだけで油が取れるのでお手入れ簡単だったよ!!
Question3:「大容量なので何度かに分けてろ過する手間や時間のストレスがない」というのは本当なの?
1回で800mlろ過できる「ロカポ」ですが、大容量だからといってろ過する手間やストレスがないということはありませんでした。
なぜかというと、保存しておける油の量が800mlと大容量であっても、オイルポットに一度に800mlの油を流し込めるわけではなかったからです。
取説によると、カートリッジをできるだけ長持ちさせる方法としてこし網にキッチンペーパーを敷いてから油をろ過することが書いてあります。
ですが、取説通りに、こし網にキッチンペーパーを敷いた状態で油を流し込むとすぐにこし網から油が溢れてしまいそうになるために、様子を見ながら複数回に分けて油を流し込む必要がありました。
「油をロカポに流し入れるのに以外と時間がかかる」というのが正直な感想です。
【Answer】
大容量だからといってろ過する手間や時間のストレスがないわけではなかったよ!!
一度に流し込めないためろ過する手間や時間のストレスはあったよ!!
こし網にキッチンペーパーを敷かなければこの問題は解決するのかもしれませんが、こし網にキッチンペーパーを敷いた方が高価なカートリッジが長持ちすると言われたら手間がかかっても(キッチンペーパーを)敷いてしまいますよね(>_<)
Questiion4:「蓋にろ過器ごと置ける設計によりキッチンを汚しません」というのは本当なの?
ロカポは、調理前に鍋に油を注ぐ際など、本体から外したろ過器を蓋の上に置くことができるようになっていました。
こんな感じで、ろ過器から出っ張ったカートリッジ部分がすっぽり蓋に納まるように設計されているんですね↓
そのため、ろ過器を一時置きするためのお皿も必要ありませんので洗い物が増えることなくキッチンを汚しません!
また、ろ過器には「取っ手」がついていますので、ろ過器を手で持ち上げても手に油がついて汚れる心配がありませんでした。
これは嬉しいです。
【Answer】
蓋にろ過器ごと置ける設計により、キッチンはもちろん手だって汚れなかったよ!!
実際に野田琺瑯オイルポットを使って分かったメリット・デメリット
これから野田琺瑯のオイルポットの購入を考えていらっしゃる方にぜひ知っておいてもらいたい私が感じた野田琺瑯のメリットとデメリットを下記にまとめます。
【野田琺瑯オイルポット「ロカポ」を使用して分かったメリット】
- ニオイが残らないほど油を綺麗にこせる!
- お手入れ簡単!
- オイルポットの形状がずんぐりむっくりなんだけどおしゃれ!笑
- 白なのでキッチンの上に出していても大きさの割には見た目に邪魔にならない!
- 白色の琺瑯製品ということで末永く大切に使いたいと思える!
【野田琺瑯オイルポット「ロカポ」を使用してみて分かったデメリット】
- サイズが大きいので置き場所の確保が必要!
- よく考えたら我が家に800mlもの容量は必要なかった!(大きすぎる!)
- ろ過する油の温度は高すぎても低すぎてもダメ!(適温:100~150℃)
- キッチンペーパーを敷いたこし網だと油が通過するのに時間がかかる!
- 約10~15回の使用でカートリッジの交換が必要!(あくまでも目安)
- 交換用カートリッジが高い!(2個入りで1,600円前後)
最後に
野田琺瑯のオイルポット「ロカポ」は、大人気のオイルポットだけあって、さすが期待を裏切らない商品でした。
1回の揚げ物で使用する油がそれほど多くない我が家のオイルポットとしてはちょと大きすぎた感が否めませんが、飽きずに長く使っていくことができる商品だと感じています。
ずんぐりむっくりに大きいんだけど不思議とおしゃれに見えてしまうその存在感は、さすが野田琺瑯です。
以上、この記事が野田琺瑯のオイルポット「ロカポ」が気になっていっしゃる方の参考になりましたら幸いです。