19時半過ぎ頃だったでしょうか、夕飯をもう少しで作り終えようとした時、残業中の旦那から電話がかかってきました。
長男くんが、学童で女の子の顔に怪我をさせたそうだと。
(学童から旦那の携帯に連絡があったそうです。)
すぐに私から学童に電話して、相手の親に謝罪するようにとの旦那からの連絡でした。
恐れていたことが現実になりました。
怪我をさせてしまった経緯
長男くんがゴムを飛ばす遊びをしていることを同級生で同じクラスの女の子が注意してくれたそうなんです。
それでも長男くんが止めないので女の子から「先生に言うよ」と言われたそうなんですが、そのことが面白くなかった長男くんは、女の子の顔に向けて輪ゴムを飛ばしたそうなんです。
その結果、輪ゴムは女の子の顔にあたり、みみず腫ができたとのこと。
女の子は痛くてずっと泣いていたと。
謝罪
まずは、学童の先生に電話をかけ謝罪。
そして、怪我をさせてしまった女の子とご両親に謝りたいということで(女の子の)連絡先を教えていただきました。
(※連絡先は、相手の親の了承をとった上で折り返しで教えていただきました。)
女の子のお父さんは「気にしなくていい。謝罪の電話なんて逆に困る。」とおっしゃってくださったそうなのですが、そういうわけにもいきません。
けれど、いざ、謝罪の電話をかけようとするも涙が出て言葉になりそうもなく、子機を片手に泣いていると旦那からまた電話がかかってきました。
「謝罪の電話は入れたのか?早くしろ!」と。
そんなこと分かってる。でも。
深呼吸をした後、女の子のお家に電話をかけました。
電話に出たのは女の子の兄?でしたがすぐにお父さんが電話に出てくださいました。
うちの子が、娘さんの顔に怪我をさせてしまったということを伝え謝罪。
怪我の状態を尋ねるも「大丈夫ですよ。お互い様ですから。」との言葉。
奥さまにもよろしくお伝えください、という私に、「息子さんにも気にしないように伝えてください」との言葉。
娘の顔を怪我させられたというのにこの対応。
申し訳なくて情けなくて悔しくて、電話を切った後も涙が止まりませんでした。
ことの重大さ
もしも輪ゴムが目にあたっていたとしたら。
ケロイド体質でみみず腫が跡になって残ってしまったとしたら。
考えると恐ろしくて震えてきます。
それなのに、当の本人は私が帰ってきてから私がこの事実を知るまでいつもと変わらない様子でした。
楽しそうに妹たちとゲームの話をしていた。
お友だちに怪我をさせておいてどうして平然といられるのか。
自分のしたことの重大さが分かっているのか?
小さい頃から何度も人にゴムを向けてはダメだと言ってきた。
この子は、もうすぐ3年生になろうかというのに「していいことと悪いこと」の区別もつかないのか。
上記経緯を(自分の口から)説明させた後、この家から出ていくように命令。
もう私も冷静ではありませんでした。
なかなか出ていかないので、木でできた鍋式を振りかざし、これを投げつけられたくなければ今すぐ出ていって!どうしてそんな平気な顔をしていられるのか分からない!お母さんの見えないところに行って!
言ってることと自分がやってることの矛盾を感じながらも、私自身がこの事実を受け入れることができませんでした。
どうしていいか分からない
長男くんに、英語を習わせたいなんて思ってた自分がバカみたいです。
人を傷つけても何の痛みも感じることができないようです。
泣いているのは私から怒られたからだと思います。
これでは、連日テレビで報道されている18歳少年と何ら変わらない。
どうしていいか分かりません。