今年で築12年目を迎える我が家の外壁塗装を行うにあたり、(塗料の)色が「クリア(透明)」の「無機塗料」を使用したのですがその結果、外観(新築時のデザイン)をそのままにお家を若返らせてあげることができました。
外壁塗装をするからといって、色のついた塗料で必ずしも壁を塗りつぶさないといけないわけじゃなかったんです!
そして、塗料の種類は「シリコン」や「セラミック」だけじゃなくちょとお高い「無機塗料」っていうのもあったんですよ~!
こんな感じで、塗料について調べていくうちに「塗料メーカーにもいろいろあって塗料によって費用が大きく変わってくる」とうことが分かりました。
そういうわけで今回は、「いったいみんなはどんな塗料を使ってるの?」とか「塗料によってどれくらい費用が変わってくるものなの?」と疑問に思っていらっしゃる方に我が家の場合を一例としてご紹介したいと思いますのでぜひ読んでみてください(*^-^*)
外壁塗装の塗料ってどんな種類があるの?実際に我が家が提案いただいた塗料はこちら!

外壁塗装を行うにあたって選択しなければならないのが「塗料」です。
そして、見積書の金額を左右するのも「塗料」です。
でもでもでも!「塗料」なんて売っているの見たこともないですし、ましてや比較したこともないわけで何を基準に「塗料」を選んだらよいのかさっぱりわからないというのが現状ではないでしょうか?
そこで、我が家の場合ではありますが、施工業者さんよりご提案いただきました下記5種類の塗料について、覚書も兼ね下記に記録します。
塗料 | 商品名 | 保証年数 | メーカー | 見積金額の差額 |
アクリル | リシン | 5年 | 日本ペイント株式会社 | 0(基準とする) |
ウレタン | タイルラック | +227,485円 | ||
シリコン | セラミシリコン | エスケー化研株式会社 | +422,048円 | |
セラミック | セラグラスト | 菊水化学工業株式会社 | +636,569 | |
無機 | セレニティプレミアム | 10年 | OEM | +1,614,365 |
この通り、塗料にはいろいろな種類があり、塗料により見積金額が大きく変わってくることが分かるかと思います。
えっそうなの!?塗料の質レベルが同じものでも会社によって見積金額がこんなに違う!
外壁塗装を行うにあたり、4社に対して見積依頼を行いました。
まず最初に工務店に見積依頼を行ったのですが、あまりの金額に驚き「こんなに高いものなのか?」という不安から、他社にも見積依頼を行うことになったんです。
とは言いましても、複数社に対して同時にこちらから見積依頼したというよりも、訪問営業に訪れた業者さんが作成してくれた見積書が結果的に(1年半くらいかけて)4社分揃ったという感じです。
見積依頼時に「間違いのない塗料」での見積依頼を行った結果、各社が共通して提案くださった塗料というのが、上記表にあるところのセラミック素材の塗料でした。
そして、各社作成の見積書に記載されていた「セラミック素材の塗料」を使用した場合(※同じセラミック素材であっても商品は異なる)の見積金額(金額交渉前)は下記の通りです↓
工務店(2015年11月) | A社(2016年1月) | B社(2016年2月) | C社(2017年4月) |
\2,114,009 | \1,188,853 | \1,397,865 | \1,512,610 |
金額に差があり過ぎですよね(>_<)
参考まで!!「安かろう悪かろう」にならないための業者選びのポイントとは!?
上述した通り、同じ質レベルの塗料を使用する場合でも業者によって見積金額は様々であることが分かりました。
しかしながら、だからと言って、「できるだけ複数社の見積もりを取得してその中から一番安い業者さんに頼めばいいのか?」というとそうではないようです。
そこで、「安かろう悪かろう」にならないための「業者選びのポイント」について我が家の施工管理者と担当営業の方にズバリ聞いてみましたので下記にまとめてみます↓
【チェックしてみて!施工管理者および営業担当が教えてくれた業者選びのポイント】
- 塗料の質(=インターネットで調べることもできる!分からなければ営業にしっかり聞くべし!)
- 金額(=塗料の質と金額を照らし合わせて検討すべし!)
- 職人の質(=どんな職人が作業することになるのかきちんと把握している会社か探るべし!職人教育について答えられなかったら疑うべし!)
- 施工管理者がしっかり管理できるか?(=毎日点検・確認に来てくれるか確認すべし!)
- 保証期間および内容(=保証期間と保証内容を必ず確認すべし!)
我が家は、各社が「間違いのない塗料」として提案してきたセラミック素材の塗料よりも質の高い「無機塗料」を使用することに決めました。
塗料について何も知らない私たち夫婦が最終的に使用する「塗料」を自分たちで決めることができたのは、営業の方が塗料の質によって5パターンの見積書を作成してきてくださったことで「塗料」の種類を知ることができ、その結果、塗料の質と金額を照らし合わせて検討することができたからです。
また、施工業者を選定することができたのは、職人の質について一番心配していた私たち夫婦に対して、職人教育について「職人に対する講習会を開催している」など職人教育について具体的に説明してくださったことにより職人の質について安心感を得ることができたからです。
また、施工管理(=施工管理者が本当にしっかり管理してくれるのか?)について営業の方に確認した際にも、「工事期間に7回の検査(検査項目は他社さんの3倍!)があること」そして「実際に検査項目をお見せできます」と名言されたことにより、この業者を信頼してみよう!と思うことができました。
更に、保証期間について営業の方に確認した際にも、「保証期間は、外壁だけでなくシーリングも含めて10年」ということで他社の保証期間(3年~5年)と比較しても頼もしい保証期間だったことにより、それだけ工事にも自信があるってことだから大丈夫そう!と思うことができました。
つまり、上述しました施工管理者および営業担当の方が教えてくださった「業者選びのポイント」というのは、私にとって「確かに重要な納得のポイント」であったと言うことができます。
我が家の外壁塗装工事の詳細について興味のある方は下記記事をご覧ください(*^-^*)
塗料の色は「クリア」で即決!「クリア」は外壁のデザインを変えたくない方に絶対おすすめ!

朝日が当たってキラキラ輝く我が家の外壁
外壁塗装をするとなると「外壁を色のついた塗料で塗りつぶさなければならない」と思っていませんか?
大丈夫です!ちゃんと透明(クリア)の塗料があるんです!
我が家では、外壁塗装をしなければいけないのは分かっていたけれどなかなか実行に移せないでいました。
その一番の理由は、「自宅の外観(イメージ)が変わるのが嫌だったから」です。
もともと単色ではない我が家の外壁を単色で塗り直すことにとても抵抗がありましたし、何より外壁の色が変わった我が家を素敵にイメージすることが全くできませんでした。
しかも、我が家の外壁はコーキングの劣化は見られたものの外壁自体はとても綺麗な状態だったため尚更です。
そのため私としては、現在の外観イメージをそのまま維持するために「外壁塗装をしたことが分からないくらいの自然な仕上がり」を希望していたんです。
そして、そんな私の希望を叶えてくれたのが「クリア(透明)」の塗料でした。
最後に
我が家は、無機塗料のクリア(透明)を使用して外壁塗装を行うことで、外壁を単色で塗りつぶすことなく新築時の外観のイメージをそのままに、今年築12年目を迎える我が家を新築時よりも逞しい状態に若がえらせてあげることができました。
外壁塗装の付帯工事として「軒天」や「土台水切り」の塗装も行っていただいたのですが、「軒天」や「土台水切り」が本来の色を取り戻したことでクリアで塗られた外壁がますますキラキラ輝いている気がしています。(*^-^*)

「土台水切り」もピッカピカ!

「軒天」もピッカピカ!
自宅の外壁塗装なんて生きている間に何度もするものではないので「塗料」や「塗料の色」について散々悩まれる方も多いと思うのですが、この記事がそんな皆様の参考の1例となりますように。
以上、この記事が外壁塗装の塗料や色について調べていらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。