栗を使った人気のレシピを参考に「栗ご飯」「甘露煮」「渋皮煮」を作ってみました。
「栗ご飯」のレシピに関しては、旦那オリジナルレシピとなっておりますが、だしと塩味がよく効いた間違いなく美味しいレシピです。
3つとも今年初めて作ってみた栗料理ですが、初めて実際に栗料理を作ってみて分かった「初心者さんが事前に知っておきたいポイント」みたいなものを覚書も兼ねここにまとめておきたいと思います。
「栗ご飯」はとにかく簡単!ただし、皮を剥い栗はすぐに水に浸して!

【人気のレシピを参考に「栗ご飯」を作ってみたよ!】
手順1:栗の皮を剥く
↓↓↓栗の皮は、皮むき器を使用することで簡単に剥くことができました↓↓↓
手順2:栗を軽く洗って半分に切る
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手順3:お米を洗い調味料と水(炊飯ジャーの2合のメモリまで)を入れて混ぜる
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手順4:栗を入れたら通常モードで炊く
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手順5:軽く混ぜる
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参考にしたレシピは我が家の旦那レシピです↓
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【栗ご飯レシピ By旦那】
お米(2合)
調味料(酒 大2、みりん 大2、昆布だし粉末 小1.5、塩 小1.5)
水(※栗を入れる前に炊飯ジャーの2合のメモリまで)
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初めて作る私でもとにかく食の細い息子が3杯も食べてくれる塩味とだしのよく効いた誰が食べても美味しい栗ご飯を作ることができました!
栗ご飯の調味料の量まで当ててくる嫌味な旦那レシピに完敗(^_^メ)
【実際に「栗ご飯」を作ってみて分かったこと】
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- 皮を剥いた栗は時間がたつと黒くなる(=皮を剥いた栗はすぐに水に浸すべし!)
- 栗を半分に切った方が柔らかくなる(=栗を半分に切った方が食べやすい!)
- 調味料を入れているため底が焦げやすい(=軽く混ぜたらすぐに炊飯ジャーの電源を切るべし!)
- 栗ご飯はごま塩をかけると見た目もよく更に美味しくなる(=塩分多めになるけど間違いなく美味しい!)
「渋皮煮」は栗本来の風味を味わえる!ただし、「丁寧な作業」と「根気強さ」が必要!

【人気のレシピを参考に「渋皮煮」を作ってみたよ!】
手順1:栗の皮を剥く
↓↓↓栗の皮は、皮むき器を使用することで簡単に剥くことができました↓↓↓
手順2:アクを抜く
【手順2-1】
鍋に栗とひたひたの水と重曹小1を加えて強火にかける
【手順2-2】
沸騰したらアクを取り、中火で約10分
【手順2-3】
優しくざるにあげたら優しく流水で洗う
【手順2-4】
渋皮に残っている大きな筋を爪楊枝で取る
【手順2-5】
「手順2-1」と「手順2-2」を2回繰り返す
【手順2-6】
新しい水に入れ替えたら水だけで5分煮る(重曹を抜くため)
手順3:煮る
【手順3-1】
別の鍋に栗を優しく並べたらひたひたの水と砂糖の半量を入れる
【手順3-2】
落し蓋をして火にかけ煮だったら弱火にして5分煮る
【手順3-3】
落し蓋を外して残りの砂糖を加えて混ぜる
【手順3-4】
再び落し蓋をしてさらに10分煮る
【手順3-5】
火を止めそのまま煮汁と一緒に冷ます
参考にさせていただいたレシピはこちらです↓
みんなの今日の料理( NHKエデュケーショナル) 大原千鶴の季節のやさしい手仕事 栗の渋皮煮
初めての私でもほっこり柔らかく中までしっかり味が染み込んだ自慢の渋皮煮を作ることができました!
プロのレシピだけど簡単素敵なレシピをありがとうございました(*^-^*)
【実際に「渋皮煮」を作ってみて分かったこと】
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- 渋皮が少しでも剥けていると途中で栗が崩れてしまう(=渋皮に傷がつかないように鬼皮はとにかく丁寧に剥くべし!)
- 予想以上に大量のアクがでる(=大量のアクが鍋の側面にこびりつくため計3回鍋を洗う必要がある!)
- 大きな筋は栗の頭からよりもお尻からの方が取り除きやすい(=無理すると渋皮を傷つけてしまうから注意!)
- 煮汁は洋服につくと取れなくなる(=エプロンの着用は必須!)
- 砂糖の量が半端ない(=事前に砂糖の在庫を確認すべし!)
- 落し蓋が少しでも固いと煮崩れの原因になる(=軽くて柔らかいキッチンペーパーを落し蓋にするべし!)
「甘露煮」は渋皮煮よりも簡単に作れる!ただし、見た目綺麗は渋皮煮よりも意外と難しい!

【人気のレシピを参考に「甘露煮」を作ってみたよ!】
手順1:栗の皮を剥く
↓↓↓栗の皮は、皮むき器を使用することで簡単に剥くことができました↓↓↓
手順2:栗(約500g)を30分~1時間ほど水にさらす
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手順3:くちなしの実を入れて下ゆで(沸騰したら弱火で約20分)したらそのまま冷まして色を染み込ませる
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手順4:鍋に栗を並べたら水(350ml)と砂糖(250g)で蜜を作る
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手順5:栗を入れた鍋に蜜を流し入れ炊く(沸騰したら弱火で約20分)
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手順6:火を止めたら最低半日から1日ほど味をなじませる
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参考にさせていただいたレシピはこちらです↓
初めての私でも鮮やかな黄色に染まった栗の風味を感じられる甘露煮を作ることができました!
簡単素敵なレシピをありがとうございました(*^-^*)
【実際に「甘露煮」を作ってみて分かったこと】
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- くちなしの実で色を染み込ませると栗の傷や痛みが目立つようになる(=栗はできるだけ新しく傷がないものを使用すべし!)
- 照りがある料理なので表面の凸凹が目立つようになる(=栗の皮はできるだけ丁寧に綺麗に剥くべし!)
- そのままで大量に食べるというよりはその他料理向きかも(=大量に作った場合は栗きんとんなど別料理に応用すべし!)
- 甘露煮の栗ってそういえば意外と固い(=自分好みの柔らかさになるように煮含める時間を長く調節すべし!)
最後に
今年の秋はいったい何個の栗の皮を剥いたでしょうか!
その努力の甲斐あって、子供たちは「栗ご飯」も「渋皮煮」も「甘露煮」もどれも喜んで食べてくれました。
特に「栗ご飯」は、子供たちから熱心なリクエストを頂戴していますので、この秋の間にまだ何回か作ることになりそうです。
何というか母冥利に尽きます。
子供たちが学校から帰ってきて連日目にした「栗の皮むきに夢中になっていた母の姿」と「栗ご飯の母の味」をいつまでも覚えていてくれたら嬉しいなぁと思います。
以上、この記事が「これから初めて栗料理に挑戦しよう!」と考えていらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。