この記事では、ダニ捕りロボ(ダニロボ)の効果を明らかにするために、約3ヶ月間使用したダニ捕りロボを外部検査機関に提出した検査結果を公開しています。
結論から申し上げますと、検査(ダニ捕りマット・ダニ捕りロボ匹数検査)の結果、「私のベットから、チリダニの他に7匹のツメダニ(人刺咬性)の死骸が捕獲されました」です。
効果を実感せずにはいられません(T_T)
できれば知りたくなかった結果が返ってきてしまったわけですが、正式な結果をもってダニ捕りロボの効果について皆さんに分かりやすくお伝えすることができそうです。
そういうわけで今回は、ダニ捕りロボの検査結果をご紹介した後に、「ダニ捕りロボ(ダニロボ)を実際に試して分かったメリット・デメリット」についてまとめていきたいと思います。
【衝撃の事実】まじなの?ダニ捕りロボを約3ヶ月間ベッド(布団)に設置した結果
私は、ダニ捕りロボを寝室(和室)にあるシングルベット(布団)に設置していました。
ダニ捕りロボの設置期間は、2016年9月9日~2016年11月24日の3ヶ月弱で、使用済のダニ捕りロボを検査機関に提出することで、ダニの捕獲状況について検査を行いました。
そして送られてきた検査結果はこちらです↓
【ダニ捕りロボを自宅寝室ベッド(布団)に3ヶ月弱設置した結果】
ダニ類 検査結果 備考 前気門類 ツメダニ(人刺咬性) 7匹 死骸 無気門類 チリダニ類(アレルゲン性) 1441匹 死骸
ダニくらいどこの家にだっているでしょうから、チリダニが捕獲されていたことは想定の範囲内です。
でもですね、人刺咬性のツメダニってなんなの(T_T)
人を刺すダニであるということは漢字から推測することができますが、なんでそんなのいるの?(T_T)
チリダニの1441匹ってどうなの?多いい方なの?(T_T)
検査結果の所見によると、ツメダニ(人刺咬性)とは、チリダニ科やコナダニ科などが大量に発生すると、二次的に増速するダニだと言うのですが、確かにチリダニは1441匹とすごい数です。
すごく不安になったので、チリダニ1441匹というのがどれくらいすごい数なのかを検査依頼先に電話して聞いてみることにしました。
そして分かったのがこちらの内容です↓
WHO(世界保健機構)の住環境のダニアレルゲンの基準に照らし合わせたとき、ダニ捕りロボの効果範囲である1~2㎡範囲で捕獲されたダニの数が100匹を超えたところから感作領域(アレルギー症状が発症する前段階)となり、体がアレルゲン(ダニ)を認識して細胞が記憶してしまう状態なる。
更に、ダニ捕りロボの効果範囲である1~2㎡範囲で捕獲されたダニの数が500匹を超えたところから発症領域(アレルギー症状が出る段階)となり、喘息などの具体的な症状が発生する。
ということはですよ、ダニ捕りロボの効果範囲である1~2㎡範囲で捕獲されたダニの数が1441匹であった私の場合、アレルギー症状を発症させるに足りるダニ(500匹)の約3倍のダニが捕獲されたということになってしまいました。
うそでしょ~~(T_T)(T_T)(T_T)
【重要】それにしても「ダニ捕りロボ」がこれだけダニを捕獲してくれるというのにどうしてその効果は実感しづらいの?
上述した調査結果からダニ捕りロボの実力がはっきりしました。
けれど、ダニ捕りロボがこれだけ沢山のダニを捕まえる力を持っているにも関わらず、その効果をなかなか実感することができないという人が多いというのはなぜなのでしょうか?
その答えは、ダニ捕りロボが、生きたダニは捕獲するけれど、今現在アレルギー症状の原因となっている既存のアレルゲン(ダニの死骸)までもを吸い取ってくれるものではなかったからなんです。
つまりどういうことかと言うと、ダニ捕りロボの本来の目的は、アレルギー症状を引き起こしている既存のアレルゲン(ダニの死骸)を取り除くことではなく、「生きたダニを捕まえることでこれ以上ダニを増やさないようにすること」だったんです。
そのため、ダニ捕りロボの使用を開始しても、布団内部に潜むダニの死骸はそのままですから、すぐにアレルギー症状が軽減されるというようなことにはならない、というわけなんです。
なるほど、そういうことなら、ダニ捕りロボを設置してもすぐに効果を実感できない人が多いことにも納得です。
レイコップなどの布団用掃除機がダニの死骸を吸い取ってくれるのと同じように、ダニ捕りロボもアレルギー症状の原因となるダニの死骸を吸い取ってくれるようにイメージしがちですがそうではないことが分かりました。
レイコップなどの布団用掃除機が「ダニの死骸を吸い取ること」をお仕事とするならば、ダニ捕りロボは「アレルゲン(ダニの死骸)をこれ以上増やさないこと」がお仕事だった、というわけですね!
この役割分担をしっかり頭に入れておけば、ダニ捕りロボについて「効果がない」といった誤認を防ぐことができそうです。
ダニ捕りロボを実際に試して分かったメリット・デメリット
ダニ捕りロボを実際に試して分かったメリットとデメリットは下記の通りです↓
【メリット】
- 生きたダニを捕まえてくれる(=生きたダニを確実に捕獲!)
- 捕まえたダニの死骸や糞をダニ捕りロボ内部に閉じ込めておくことができる(=ダニの死骸を空気中に拡散させない!)
- 化学性殺虫剤、殺虫成分は一切不使用(=人体に無害だから安心!)
- 使い方が簡単(=設置方法は置くだけ!)
- お手入れの必要がない(=使い捨てで楽ちん!)
【デメリット】
- ツメダニ(人刺咬性)を7匹捕まえてくれてもその効果はなかなか体感できない(=効果を実感しづらい!)
- 効果を実感しづらいために、継続使用へのモチベーションが維持しづらい(=継続使用の必要性が分かりづらい!)
- ダニの死骸は吸い取ってくれない(=捕まえてくれるのは「生きてるダニ」だけ!!)
- 価格が安くはない(=レギュラーサイズ3個セットで5,039円(税込)!)
ダニ捕りロボは高いのか?計算したら意外とそうでもなかったよ!
ダニ捕りロボは、「ダニ捕りロボソフト3個セット(レギュラーサイズ) 」で価格は5,039円(税込)で販売されています。
そこから、レギュラーサイズ1個あたりの値段を計算してみると、約1,680円でした。
また、ダニ捕りロボの有効使用期間は3ヶ月となっていますから、ダニ捕りロボを1ヶ月間使用するのにかかる費用は約560円となることが分かります。
ただし、これは、ダニ捕りロボの使用を開始した最初の3ヶ月間だけの費用です。
ダニ捕りロボ使用の4ヶ月目以降は、「ダニ捕りロボ詰替用3枚セット(レギュラーサイズ) 」を購入することになると思うのですが、「ダニ捕りロボ詰替用3枚セット」の価格は3,024円(税込)となっています。
そこから、詰替用1枚あたりの値段を計算してみると、約333円でした。
つまり、ダニ捕りロボ使用開始の最初の3ヶ月は、1ヶ月あたり約560円の費用がかかってしまいますが、4ヶ月目以降は、詰め替え用を使用することで、1ヶ月あたりの費用を約333円に抑えることができることが分かります。
1ヶ月あたりの費用が約333円であれば、高い高いと思っていたダニ捕りロボも以外とそうでもなかったと感じられるのではないでしょうか?
最後に
ダニ捕りロボの効果は体感しづらいですから、検査機関に検査をお願いしたりしなければ、その効果を知ることはないままだったと思います。
しかし、今回の検査結果から、ダニ捕りロボの実力が証明され明確となったことで、ダニ捕りロボの役割りと存在意義を認識することができました。
この記事をここまで読んでくださったみなさんに私がお伝えしたいことはただ一つ!
「ダニ捕りロボの効果は、体感できなくても確実にある!」ということ。そして、「ダニ捕りロボの働きを無駄にしないためには、日ごろの掃除やお手入れ(天日干し)が必要不可欠である!(ダニ捕りロボだけに頼ってもダメ!!)」ということです。
そうじゃないと、ダニ捕りロボがいくら頑張って生きたダニを捕まえてくれたとしてもアレルギー症状がいつまでたっても軽減されない、ということになってしまいますからね!
生きたダニはダニ捕りロボに捕獲してもらって、ダニの死骸は自分でケアしないといけないってことですよ!
それにしても思うのですが、アレルギー体質の私が、1441匹のチリダニと7匹のツメダニが捕獲されたお布団で寝ていても特に目立ったアレルギー症状を感じることがなかったということはですよ、今現在、すでにアレルギー症状を感じていらっしゃる方は「かなりやばいレベル」なんじゃないかと(>_<)
ダニ捕りロボを使用してわざわざ検査に出す必要はないとは思いますが、ダニ捕りロボなら人体に有害な生きたダニを確実に捕まえその死骸を空気中に拡散する心配ががないことがはっきりしていますので、日頃のお掃除と並行してダニ捕りロボを使用されることを自信を持っておすすめしたいと思います。
以上、この記事がダニ捕りロボの効果や検査結果が気になっていらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。