ミシンジャパンで購入したミシン(モナミヌウアルファ SC307)の修理について、ミシンジャパンに問い合わせた結果。

この記事は下記記事の続きです。

シンガーミシン(モナミヌウアルファ SC307)が故障。ショックです。

2015.01.13

ミシンが故障したため、ミシンを購入したショップである「ミシンジャパン」に電話をした結果を記載します。

今回問い合わせをおこなったミシンは下記になります。

モナミヌウアルファ SC307

ミシンジャパン」のサイトトップに大きく表示されているお問い合わせフリーダイヤルに電話をかけました。

シンガーSC307の故障だと感じた症状はこうでした。

今回、私が、故障だと感じた症状はこうです。

  • 縫っている途中に上糸が切れる
  • レバーを手前に回すがとにかく重い
  • 縫い進めることはできるが縫い終わりや返し縫時に鈍くひっかかるような音がする(動作も鈍い)

この内容を担当者の方に口頭で説明。

すると以下の3点をまず確認するように言われました。

セルフチェックするように言われた3つのチェック項目とは?

担当者の方からまず確認するように言われた確認項目は下記の3つです。

  1. 針板下の掃除。また、針版の下とボビンケースの中に糸が絡まっていないかを確認すること。
  2. ボビンケースのちょうど針が落ちてくるあたりに傷がないかを確認すること。
  3. 針が曲がっていないかを確認すること。(新しい針に取り換えて確認すること。)

上記3項目の確認結果については下記に記載します。

確認項目1を確認した結果

「針板下の掃除および、針板の下とボビンケースの中に色が絡まっていないかの確認」をしました。

まず、こちらの付属品である「針板用ドライバー」を使用して、針板を取り外しました。

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※上記写真の鉄のカバーが「針板」です。

外した結果、ご覧あれ。(正面から)。

これはひどい。

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横から。ひどすぎる。

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後ろから。お恥ずかしい。

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更にボビンケースを取り出すと。もうどうしようもないくらいの埃です。

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ぎゃぁぁぁぁ~。

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付属の「ブラシ」で早速掃除しまして綺麗になりました。

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「針板下の掃除および、針板の下とボビンケースの中に色が絡まっていないかの確認」をした結果、このように大量の糸とほこりが詰まっていることが分かりました^^;

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早速掃除をして、多少症状は軽くなりましたが、鈍い音とレバーを回す重さは相変わらずで改善はされませんでした。

確認項目2を確認した結果

次に、「ボビンケースのちょうど針が落ちてくるあたりに傷がないかの確認」をしました。

目でみてもわからなかったため、手や爪で引っかかるところがないか慎重に確認。

確認したのはボビンケースのこの部分です。

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更にボビンケースを外した下の部分も確認しました。

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 「ボビンケースのちょうど針が落ちてくるあたりに傷がないかの確認」をした結果、この通り、特にキズらしきものはありませんでした。

確認項目3を確認した結果

 続いて、「針が曲がっていないかの確認」をしました。

目で見て曲がっている様子もなかったのですが、念のため新しい針に替えて確認してみました。

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針が曲がっていないか新しい針に替えて動かしてみた結果、特に何かが改善されることもなく「変化なし」でした。

 ミシンジャパンの次なる対応

上記3項目のセルフチェックをしても改善されませんでした。

すると次は電話を別の男性担当者に転送されました。どうやら、更にミシンに詳しい担当者のようです。

担当者の方はこうおっしゃいました。

(ミシンが動く)音を聞かせてください。

ミシンに電話を近づけ音を聞いて貰います。

聞いてもらった結果、上糸を掛ける部分のカバーを一部外して中を確認するように言われました。

まず、ミシンの裏側にあるネジを一つだけ外します。

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ネジを外したら少し下に押すようにしてカバーを外します。 

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中を見てみると、早速糸が絡まっていることが分かりました。

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アップ。これはひどい。

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これだけの糸が絡まっていました。

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 ミシン上部のカバーを一部外してみた結果、このように沢山の糸が絡まっていることがわかりました。

全ての糸を慎重にすべて取り除きミシンを動かしてみたところ、レバーを回す重さは完全に改善されました。

ただ、返し縫い時の何かに引っかかるような鈍い音はやはり改善されませんでした。

 再度、担当者の方に音を確認してもらいましたが、自動返し縫時には鈍い音はしていないが、「返し縫ボタン」を押して返し縫をする場合のみ鈍い音がしていることがわかりました。

いよいよ修理に出すことが決まりました。本当に修理代は無料?

上記の内容を二人の担当者を交え順番に確認していきましたが、使用に問題がないところまでは改善されましたが、完全な解決には至りませんでした。

担当者の方曰く、おそらく部品の交換が必要だろうとのこと。

修理に出すことが決まったところで、気になるのが費用。「5年間無料保証」とのことですが、本当にすべて無料なのでしょうか?

修理にかかる費用について、担当者の方に確認しました。

結果はこうでした。

修理代は無料であるが、部品代は有料。更に、片道分の送料もお客様負担。

こちら側が負担する費用は下記になります。

  • ミシンの梱包費(に必要な段ボールなどの材料)
  • 片道分の送料
  • 交換する部品代

やはり完全に全ての費用が無料というわけにはいきませんでした。

ミシンの送料などいくらかかるのか知らないためおおよそで総額いくらくらいかかるのか聞いてみたところ、

部品代が2,000円と送料が2,000円、合計で4,000円に+梱包費くらいだろうと言われました。

うーん、それなりにかかりますね^^;

最後に

ミシンジャパンの問い合わせに対する対応は最高でした。

これだけのことを電話でやり取りしながら確認してくださる対応は、とても丁寧で大変親切なものでした。

最初いろいろこちら側で確認するように言われたとき、正直面倒だと思ったのですが、いざ修理に出すことが決まり、費用が発生することが分かると自分で納得のいくところまで事前に確認することができてよかったなと思いました。

また、今回のミシンジャパンとの電話のやり取りで、自己メンテの大切さを知ることができ勉強になりました。

現在気になるのが音だけで使用に問題ないようでしたら、作りかけのものを作り終えてから修理にだされても大丈夫だと思いますよ

と担当者の方におっしゃっていただいたことに、心遣いを感じました。

近い将来、ロックミシンの購入を考えていますが、ロックミシン購入時も間違いなく「ミシンジャパン」を利用したいと思います。

ミシンジャパンさん、親切丁寧なご対応をありがとうございました。

ミシンを通販で購入するときの一番の不安は購入後のアフターサービス。

実店舗で購入すれば何かあったときにミシンを持ち込んで確認してもらうことができますが、通販だとそうはいきませんよね。

けれど、ミシンジャパンさんは、このような不安を解消し、今後の使用についても「何かあっても相談できる」という安心感を与えてくださいました。

この記事が私と同じようにこれからミシンの修理を考えていらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。