わたし、ケロイド体質でした。
約5年前に双子を帝王切開で出産した際に初めて自分が「ケロイド体質」であることを知りました。
帝王切開の傷跡がケロイドになってしまったんです。
まさかまさかのまさかでした。
産まれて初めての手術
双子出産時の帝王切開の手術は、私にとって生まれて初めての手術でした。
傷跡には術後からずっと透明のテープが張られていました。
退院する日、傷跡に問題がないかのチェックでも特に問題なし、とのことでした。
ただ傷跡は赤っぽくて「これぞ傷跡!」と言わんばかりだったんです。
でも、初めて手術した私には、これが普通の手術の傷跡でそのうち綺麗になるのだとうと思っていました。
まさかのケロイド体質
退院して1か月たたない頃でしょうか。
妹に何気に帝王切開の傷跡を見せたんです。
ねーねーこの傷跡っていつ治るとかな?
(いつ治るのかな?)
なんて言いながら。
そしたら妹がこう言うんです。
顔をぐーーーーっと近づけて、
ケロイドやーーーーーん!!!
へっ?へっ!?へっっっ!?
いやいや私ケロイド体質じゃないよ~
という私に、
いやいやこれはケロイドよ
という妹。
うううううううっそ~~~~!!!
ケロイド体質の遺伝
妹は姪っ子(妹の娘)が手術したこともあり、術後の傷跡については私よりも知識がありました。
母と姉がケロイド体質でしたので、妹は、姪っ子が手術する際も姪っ子の傷跡が残りやすいのではないかと心配していました。
妹は、(姪っ子の)術後にできるだけ傷跡が残らないよう最大限の努力をしてきていますので、ケロイドについての知識も私よりありました。
けれどだからと言って、そんな話を聞いていたからと言って、まさかまさか自分がケロイド体質なんて思っていませんでした。
それだけに、自分が「ケロイド体質」であったことは、衝撃の事実でした。
よくよく考えてみれば、姉も母もケロイド体質だったわけですから、自分もケロイド体質であることを疑うべきでした。
ケロイド体質の遺伝です涙
帝王切開でできた傷跡のケロイドはこんな感じ
帝王切開の手術でできた傷跡のケロイドはどんなものかというと、傷跡に幅があり、上の方は平らなのですが下の方はもっこり膨らんでいてツルっとしています。色は全体的に赤紫~茶色で、色素沈着が酷い感じです。あ~涙
双子妊娠中は、妊娠線予防のためにお風呂上りに毎日安くはない妊娠線予防クリーム(≪19年のロングセラー≫スキンクリームマドンナ)を頑張って塗っていたわけですが、妊娠線どころではない見事な傷跡が残ることとなりました。あ~涙。※妊娠線はほとんどありません。
ビキニなんて絶対着れない感じです。
といってもまぁ、傷跡がなくても絶対に着れないので何も変わりはないのですが笑
ただ、ケロイド体質であることが事前に分かっていたら極力傷跡が残らないように努力することができたのに・・と悔やまれます。
※私が出産した病院では、傷跡のケロイドについては何のコメントもありませんでした。。。そういうもの?
知っていればできたケロイド対策・予防
もし自分がケロイド体質だということを術前に知っていたらできるだけ傷跡が残らないように術後すぐから対策を打つことができたようです。
事前にできた対策について調べてみるとこんな感じでした。
- リザベンというお薬の服用(※授乳中に飲めるお薬かは要確認)
- 傷跡にケロイド予防のテープを貼る
- 傷跡にケロイド予防の軟膏を塗る
ケロイド 皮膚科でできるレーザー治療
先日、双子の「夏にできた水いぼ」がなくならないため、皮膚科に連れて行きました。
(水いぼは)取っても取らなくてもいいですが、取りましょうかねってことになったんです。
もしかしたら双子もケロイド体質かもしれないと心配した私は、水いぼを取ることでその跡がケロイドになったりする心配はないか先生に聞いてみました。
水いぼができてる場所的にもおそらく大丈夫でしょう(本当に?)ということで水いぼを取ってもらったのですが、先生から衝撃の一言が。
ケロイドの傷跡は消せますよ
うそ?
ケロイドはもうどうしようもないと思っていました。だってケロイドを切り取ればまたその傷跡がケロイドになる?わけですから。
先生が教えてくれたのは「レーザー治療」でした。
傷跡の種類によって数種類のレーザーを照射して治療したりするようですね。
最後に
ケロイドの「レーザー治療」というのを知った今、じゃあ治療して傷跡を綺麗にするかといえばうーん。。
どうでもいいかも^^;
美容整形の域になりますから、保険適用外(※)ということで何よりお金がかかりますし、誰かに見せるわけでもないですし、見せたとしても旦那です。
おそらく旦那は私の傷跡のことなんてどーーーーーーーでもよすぎて良くも悪くも興味がなさすぎて治療するといえば大反対すると思います。
そういうわけで私も今さらお金をかけてまで綺麗にする必要はないと思っています。
けれど、中高生のお年頃の女の子がケロイドになった傷跡に悩んでいるとしたら話は別です。
「気にしない!気にしない!そのうちどうでもよくなるから!」と言いたい気もしますが、治療方法があるなら治療させてあげたいなと思ったのでした。
※私が話を聞いた皮膚科でのレーザー治療については保険適用外でしたが、ケロイド治療の内容や種類によっては保険適用なものもあるようです。