先日、双子の妹が妊婦健診で「逆子」を指摘されたことがありました。
現在は、逆子は治りましたが、その時に妹からこんな質問がありました。
帝王切開と自然分娩では、どっちがおすすめ!??
経験者は語る
お腹のベイビーが「逆子」ということでもしかしたら「帝王切開」での出産になるかもしれないと思った妹からの質問でした。
私は、長男くんを自然分娩、双子を帝王切開で出産しています。
一応両方を経験しているということでこんな質問をされたわけですが。
私の答えは、断然、「自然分娩をおすすめする」です。
帝王切開と自然分娩を比較
医学的知識は全くない私個人の意見をまとめてみました。
【帝王切開】
メリット
- 出産時のトラブルの心配がない(へその緒がからまるetc)
- 陣痛というあの恐ろしい痛みがない(穏やかに出産できる)
- 出産日が決まっていることで出産時の段取りがしやすい(兄弟時の面倒等)
デメリット
- 「産み落としたぞ!」という達成感がない。
- 産後すぐに赤ちゃんを抱っこできない。(カンガルーケア?)
- 半身麻酔の不安(足の感覚ちゃんと戻るのかものすごく不安になる)
- 出産後翌日になっても自力で起き上がれない。(赤ちゃんのお世話どころではない)
- 術後は傷の痛みが半端ない。(出産後がとにかく辛い)
【自然分娩】
メリット
- 「産み落としたぞ!」という達成感を味わえる。
- 産後すぐに体を起こして赤ちゃんを抱っこすることができる。
- 産後間もなく歩くこともできトイレも自分で行ける。
- 産後すぐから赤ちゃんのお世話ができる。
デメリット
- 出産時のトラブルや心配がある。(へその緒がからまるetc)
- 陣痛のあの恐ろしい痛みに耐える必要がある。
- 出産にかかる時間が予測できない不安がある。(お産の進行が一時止まったりetc)
- 会陰切開または裂けることの恐怖がある。
自然分娩をおすすめする理由
上記のとおり、帝王切開と自然分娩のメリット・デメリットを書いてみたわけですが、やはり改めて、自然分娩をおすすめします。
理由は、ズバリ、陣痛がどんなに耐え難い痛みであっても「女性の体は赤ちゃんを産めるようにできている」と強く感じたからです。
私の自然分娩での出産はこんな感じ
自然分娩で長男くんを出産するとき、あまりの痛みに「ありえない無理だ」と思いました。
それはもう股からお地蔵さんが出てくる感じです(>_<)
それでも、「赤ちゃんが苦しくなってるーー」なんて看護婦さんに言われてしまい、とにかく必死に看護婦さんの言う通りに頑張りました。
「会陰切開もします」と言われたけれど陣痛の痛みに紛れて?何が会陰切開の痛みなのか分かりませんでした。
けれど、あんなに痛かった陣痛の痛みも産んだ瞬間にはもう忘れていました。
分娩台の上で産まれたばかりの長男くんを抱っこすることもできました。
分娩台を自分で降りて歩いて病室に移動することがもきました。
その後も病室から保育器の中に眠る長男くんを歩いて見に行くこともできました。
わたしの帝王切開での出産はこんな感じ
それでは、帝王切開での出産はどうだったかというとこうです。
自宅で陣痛がはじまり、病院に到着するや見事な破水。おむつみたいなのをつけられて慌てて手術着に着替えました。
手術室に向かうエレベーターの前で、長男くんと「タッチ!タッチ!行ってきま~す♪」。
(ここまではよかったんです)
頑張らなくても私は寝とけばお腹から赤ちゃんを取り出してくれるんだわ♪と余裕ぶっこいていたのが間違いでした。
麻酔のせいなのかなんなのか手術中はとにかく気持ち悪くて吐きそう・・・。
双子が取り出されて間もなく看護婦さんが双子ちゃんを両脇に抱え私の顔の隣に連れてきてくれましたがもちろん抱っこはできず。
そのまま双子は長男くんと旦那が待つ待合室に連れていかれたわけですが、長男くんと旦那が双子と初対面するところも見れず。
術後、麻酔が切れ始めるにつれ激痛。
点滴袋とにらめっこ。麻酔がきれそうになると即座にナースコール!!!
自分で上半身を起こすこともできない中、足に感覚がもどったということで立つように言われました。
しかし、「ちゃんと支えますから大丈夫です」と言った看護婦さんは私を支えきれず共倒れ^^;
体を起こせないから自分でご飯食べられないのに誰も食べさせてくれず。
歯磨きもできないし、お風呂も入れないし気分はすっかり病人。
まだ体をまっすぐにして歩けない状態で退院。。。と同時に長男くん+双子育児開始。。。
ズバリ、「人間の体は切るもんじゃない!切るようにはできていない!」と強く感じた入院生活でした。
最後に(結論?)
帝王切開と自然分娩ではどちらの方が痛いか?の答えですが、私の場合、「帝王切開」です。
陣痛の痛みよりも体を切った後の痛みの方が鮮明に覚えているからそう思うのかもしれません。
また、私がこれほどまでに出産に違いを感じたのは、個人病院と総合病院という違いも大きくあったのだと思います。
好きな音楽をかけて個室で産まれたばかりの長男くんと過ごした穏やかな入院生活に比べ、双子出産時は大部屋でとにかく痛みに耐えた入院生活でした^^;
ただ、出産時の様子は人それぞれだと思います。
子供3人を帝王切開で出産している姉は、毎度それほど痛そうじゃなかったですし。(この違いはなに?)
この姉のせいで、「帝王切開は楽だ」なんてとんでもない勘違いをすることになったわけですが(;一_一)
今朝、朝ご飯を食べていると双子にまたこう言われました。
お母さん赤ちゃん産んで!
・・・・
妹は現在妊娠33週。ベイビーの誕生ももう間もなくです。
妹の子が産まれたらますます子供たちに「赤ちゃん産んでーー」って言われるようになるのかしら。
そのときは、自然分娩で子供たち立ち合いのもと出産?なんてまた妄想が始まりそうです汗
この記事を最後まで読んでいただいた妊婦の皆さまへ
【内祝いの準備はじめていらっしゃいますか?】
赤ちゃんが生まれてからでは落ち着いて考えられないでしょうから時間のある今のうちにある程度決めておかれることをお勧めしますよ!
わが子誕生の内祝い、せっかくなら、じっくりゆっくり楽しみながら考えたいものですよね(*^^*)
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